改訂2版 米国特許明細書の作成と審査対応実務 これは

積ん読を積み直す。

改訂2版 米国特許明細書の作成と審査対応実務 (現代産業選書―知的財産実務シリーズ)

タイトルにあることがあっさりとまとめられた1冊であった。

「第3章 米国出願用明細書の作成1(翻訳文に適した日本語作成の留意点)」は7ページながら翻訳者には考えさせられるものがあります。
「第4章 米国出願用明細書の作成2(米国のプラクティスに適合した明細書の作成)」は特許の翻訳学習者に参考になります。
これまで注意を促されていた単語などや根拠の記載があり、良いと思う。
実際は依頼者の好みによることとはいえ、基本的なことのまとめてとして使えます。

使える本だとは思いますが、この手の本が印象に残った決定打は辛辣さです。

「3. 翻訳文の質が悪くなる原因の(2)翻訳者の能力の問題」での記述は辛辣。

「基本的な翻訳能力が欠如している」

はっきりしていて、気持ちよすぎる。この短文にはやられてしまいました。

基本的な翻訳能力が欠如していることを踏まえての留意点はある意味、留意されていないときの翻訳への留意点として心に留めておきましょう。
基本、翻訳者側は留意されていることだと思います。

まとめとしては良ですが。。。